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若年性パーキンソン病患者としての生活術
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キッチンに脚立
病名がつく前の数年わが家は公団住宅の細長いキッチンでした。
ジストニアで足が変形して、足の親指側がハの字に浮いてしまうので、長時間台所にたっているのが辛くなった私は、おなかをシンクにつけて体を安定させて、休み休み、料理&洗い物をするようになりました。それでも、特に洗い物は疲れるので嫌いです。
当時は椅子をもってきてひざ立ちでシンクに体とひじのあたりを固定させないと手先に力がはいらず、左手でお皿を持って右手でスポンジで洗うという作業さえ、きちんと汚れがおとせなかったり、お鍋のこげつきなんて死に物狂いで、洗い終わるとお決まりでジストニアを起こして横になっていました。

私の身長は152cmとチビなので、元気な頃は出来るだけ高い所に物を置かないように、食器棚も腰高、わがやの日常使いの収納は基本的にすべて腰より下の位置にあります。
これがまた曲者で、病気の進行とともにかがむという作業もバランスがとれず、そのまま前へ転んでしまうし、高い位置にあるものは手先の感覚がにぶいのと、高い位置に背を伸ばして取ろうとすると物を落としてしまうことも多くて土鍋が頭上を直撃したり、手を伸ばすして不自然な姿勢をとると後ろへ転びそうになるのです。
そこで登場したのが脚立。安定性があって、疲れたら座ることも出来て、狭いキッチンでも折りたたんでおくことができます。
今わがやで使っているのはホームセンターで売っているようなごつい脚立ですが、こんなお洒落な脚立チェアだったらうれしいなぁ。
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ここで注意!折りたたみで場所をとらないからと、パイプ椅子に走りがちですが、根本的に脚立とは安定性が違います。座るだけならよいのですが、電球の交換や、棚の上のものをとったり、高い所のお掃除なんていうとついこの椅子に立ち上がってしまいませんか?
この折りたたみ椅子って、体重の乗せる場所によっては、手を伸ばしたとたんに自動的に椅子が折りたたまれてかにバサミのように人間ばさみになり、狭い台所で青あざものです。それと…モデルルームにあるような、キッチンチェア。これはこれで、座面が狭く、落ち着きが悪く倒れやすい。洗い物をするときは立ってないといけないけど、お皿拭くときは座って出来たら楽ですよね、という範囲のお洒落度だと思います。
f0092982_9513525.jpgf0092982_9514833.jpgで、やっぱり脚立。お洒落なカウンターバーの高足の椅子はやっぱりちょっと緊張します。働くための椅子ですから居酒屋のどっしり安定した椅子の方が安全ということかしら。

とりあえず疲れた時に一休みできるキッチンに椅子か脚立があったら、少し気が楽になるかもしれません。

実はうちは玄関にも洗面にも椅子がある…。
疲れた時、ジストニアが起きた時、無動で急に止まってしまった時も近くに椅子があるというだけで私も家族もちょっと安心です。
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by onestep-blog | 2006-03-17 09:52 | 家事