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靴
2006年 03月 18日
若年性パーキンソン病の多くの方が歩行に何らかの不都合を抱えているのではないでしょうか。
ある靴職人さんが 「靴は見た目のお洒落や、道の小石でけがをしたり、足が汚れないようにするだけの物ではなく、人間の体重を支えて、第2の心臓といわれる足を守る大切な働きをする体の一部です。 めがねのピントがあっていなかったら頭痛がしたり物がみえにくいように、合わない靴をはくことは健康を損う原因になるかもしれない。」と話されていたのが印象的でした。 といっても、私たちパーキンソン病患者にとって、あっている靴ってどんな靴なのかしら。 同じ歩行障害といっても一人一人症状も違うし。 お洒落な靴も履きたいけど足元のおぼつかない私たちにはそれも難題。 そこで今回は靴について… その昔?ハイヒールで歩くことが苦でなかった頃、背の小さい私は少しでも背を高く見せたくて、無理してハイヒールの靴をはいていました。リボンのつ いた高級ブランドの靴に憧れていた世代です。 おかげで私は立派な外反母趾。 現在ジストニアで曲がった足とあわせての靴選びは本当に大変です。 ジストニアや固縮で一日の間でも足の形は変わっていくし、錘がついたように動いてくれない時には私は完全に足をひきずるのであっという間に右の靴の内側だけがやぶけたり、靴底もへんな形でけずれていって、ジストニアが起きていないときはその削れた靴底が不安定になって余計に転びやすくなったりするので靴寿命は本当に短く、高価なものにはなかなか手がでません。 私の「今」の苦肉の靴選びは、ある程度ジストニアで足の指がぎゅっと変形をおこしても足首がまがってもゆとりがあるようにワンサイズ上の余裕のある靴をそ時々の症状にあわせて足に フィットしてもらうように前ひもでしばってあわせられるタイプのスニーカーか柔らかい皮素材 のもの。或いはすっかり足首まで固定してくれるブーツタイプのものになってしまいます。 ある患者さんはこの夏、数年ぶりに浴衣に下駄での花火大会にチャレンジ!思いのほか下駄が歩きやすく、今年の夏流行した洋服に下駄のスタイルもお気に入りだったとか…。 こんなタイプも歩きやすそうです。マンハッタンを歩くキャリアウーマンがビジネススーツにスニーカー、ピンクハウスの金子功さんがあの夢のようなフェミニンなワンピースにヒールの低い靴を合わせたようにお洒落にかかとの低い靴も素敵ですよね。。 男性はどんな靴を履いていらっしゃるのでしょうか。 靴屋さんにわがままなリクエストに答えてくれるようなお勧めの靴を紹介してほしいですね。 靴のホームページを探していたらこんな情報もありました。 ※ 足と靴と健康協議会 ※ 日本靴医学学会 体によくてお洒落で、安心して過ごせる靴。 お勧めのお店やブランドがありましたら皆さま教えて下さい。
by onestep-blog
| 2006-03-18 08:49
| goods
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